株式会社イノアックコーポレーションさま/株式会社イノアック住環境さま
掲載日 : 2022.07.14
高精度AI-OCRによるデータ化が業務自動化を推進。工数削減・標準化を実現。
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課題 業務自動化・デジタル化による業務変革の推進 業種 株式会社イノアックコーポレーション:
ウレタン、ゴム、プラスチック、複合材をベースとした材料開発および製品開発
株式会社イノアック住環境:
住環境製品の製造・販売、および建設工事施工など従業員数 株式会社イノアックコーポレーション:
1,846名(2022年4月1日現在)
株式会社イノアック住環境:
241名(2021年4月現在)導入サービス AI-OCR - DX
- RPA
- AI-OCR
- 業務オートメーション
概要
イノアックコーポレーションさま、およびイノアック住環境さま(以下、イノアックさま)では、全社をあげて業務自動化による業務変革・効率化を推進しています。生産部門以外の業務では、主にRPAを活用して業務自動化を進めていますが、そこで課題となってきたのが、受注業務などで発生する外部とのデータ授受の問題です。RPAで自動化をするためには業務をデジタル化する必要があります。しかし受注業務など外部とのやり取りが発生する業務で、デジタル化のために直接データ連携を進めようとするとシステム化が必要になり、それがお客さまの負担にもつながります。イノアックさまでは高精度AI-OCRを導入し、RPAとシームレスに連携することで受注業務のデジタル化に成功。お客さまに負担をかけることなく、スムーズに業務自動化による効率化を実現することができました。
課題と導入後の効果
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課題01
業務効率化のため受注業務のデジタル化を進めたいが、できるだけお客さまに負担をかけたくなかった。
導入後の効果
高精度AI-OCRによってお客さまに負担をかけることなくデジタル化を実現。受注業務全体を効率化できた。
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課題02
現在の受注業務を効率化するためには、手書き・PDFのいずれの状態でも高い精度で文字認識するAI-OCRが必要だった。
導入後の効果
手書き・PDFにかかわらず高い識字率を実現しているAI-OCRを導入したことで、FAX注文に加えてメール注文の自動化も実現した。
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課題03
お客さまごとに製品の呼び名に違いがあり、統一されていないことが受注業務効率化の妨げになっていた。
導入後の効果
呼び名が違う場合でも同一の製品を名指すように対比テーブルを作成し、AI-OCR向け変換ロジックとして実装。業務標準化を実現した。
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お客さまの概要
株式会社イノアックコーポレーションさま

設立 | 1954年 |
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本社所在地 | 愛知県名古屋市中村区名駅南二丁目13番4号 |
資本金 | 7億2,000万円 |
WEB SITE | https://www.inoac.co.jp/ |
1926年、前身の井上護謨製造所として創業したイノアックコーポレーション株式会社さまは、日本で初めてウレタンフォームの生産を開始するなど、常に新しい素材や製品を市場に送り出してきました。ウレタンをはじめ、ゴムやプラスチック、そしてそれらを用いた複合材の開発を通じて、創業以来Innovation & Action=革新と実践を続けています。
株式会社イノアック住環境さま

設立 | 1975年 |
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本社所在地 | 愛知県名古屋市熱田区大宝四丁目9番27号イノアック日比野ビル2階 |
資本金 | 9000万円 |
WEB SITE | https://www.inoac-juukan.co.jp/ |
イノアックグループの中核企業として、主に住宅、建築、土木、環境に特化した事業を展開する株式会社イノアック住環境さま。製品開発から製造、施工工事まで、快適なスペースづくりをトータルでサポートしています。加えて、地中熱システムをはじめとする再生可能エネルギー分野などに積極的に取り組むことで、SDGs達成にも貢献しています。