
【LINE WORKS仕様変更】無料版は30人以下に!期限迫る!最適プランへの移行&乗り換え候補を紹介
この記事のポイント
- LINE WORKS無料版のユーザー上限が100名から30名に変更
- Microsoft 365への乗り換えがおすすめなケースも
- LINE WORKS無料版を30人以上で利用している場合はctcに相談を!
多くの企業で愛用されてきたビジネスチャットツール「LINE WORKS」。その使いやすさと充実した機能から、社内コミュニケーションの円滑化に大きく貢献してきました。しかし、LINE WORKSのフリープランに大きな仕様変更が発表され、多くの企業に衝撃が走ったのではないでしょうか。
これまで100人まで利用可能だったフリープランが、30人以下に制限されることになったのです。つまり現在31人以上でフリープランを利用しているドメインにおいては、2024年10月1日以降はLINE WORKSを無料で使い続けることができなくなります。
「まだ猶予期間があるから大丈夫」「うちは従業員数が少ないから関係ない」
そう思っている方もいるかもしれません。しかし、この仕様変更は、多くの企業にとって他人事ではありません。そこで今回の記事では「LINE WORKS仕様変更」をテーマに、ビジネスチャットの選び方について解説させていただきます。
LINE WORKS仕様変更の詳細。知っておきたい変更点と期限

LINE WORKSのフリープランは、これまでユーザー数100人までという制限付きではありましたが、無料で利用できました。
しかし、今回の仕様変更により、無料版のユーザー上限は30人に。31人以上のユーザーでLINE WORKSを利用したい場合は、有料プランである「スタンダード(月額450円/ユーザー)」または「アドバンスト(月額800円/ユーザー)」への移行が必要となり、ユーザー数に応じた費用が発生します。変更点については、以下の比較表を参考にしましょう。
変更前(〜2024年9月30日) | 変更後(〜2024年10月1日) | |
---|---|---|
ユーザ数 | 100人(上限) | 30人(上限) |
月額料金 | 0円 | 0円 |
※2023年10月4日以前から「LINE WORKS」フリープランを開設しているドメインのみ
猶予はあとわずか!LINE WORKS仕様変更の適用時期は?
2023年10月5日以降でLINE WORKSのフリープランを新規開設した場合、ユーザー数30人の上限が適用されています。
31人以上で利用を継続したい場合は、2024年9月30日までに有料プランへの変更手続きを完了させる必要があります。他のコミュニケーションツールへの移行を検討している場合も、余裕を持ったスケジュールで検討を進めることをおすすめします。
LINE WORKS 仕様変更への対策。3つの選択肢と最適解

LINE WORKSのフリープランを31人以上で利用している企業は、2024年9月30日までにユーザー数を30人以下に減らすか、または「有料版へのアップグレード」を行う必要があります。いずれも行わなかった場合、「LINE WORKS」のサービスの利用はできなくなります。業務への影響を最小限に抑えるためにも、早めに対応方針を決定し、行動に移すことが肝心です。
主な対応策としては、以下の3つが考えられます。それぞれのメリット・デメリットを踏まえながら、自社にとって最適な方法を選択しましょう。
利用ユーザー数を30人以下に減らす
メリット
フリープランを継続利用できるため、引き続き無料で運用できます。ただし、ユーザー数が30人以下に制限されますので、利用人数を増やしていくとどこかのタイミングで頭打ちにになる可能性も。
デメリット
30人以下という制約のなかで運用することになるので、利用するメンバーの取捨選択が迫られるケースが想定されます。その結果、コミュニケーション不足や情報共有の遅延が発生するリスクも。業務への影響は慎重に検討する必要がありそうです。
LINE WORKSの有料プランへ変更する
メリット
料金は発生しますがユーザー数無制限でLINE WORKSを使い続けられます。これまで通りの操作性と機能で、スムーズなコミュニケーションを維持できるため、従業員への負担も最小限です。
デメリット
フリープランから移行される場合、当然ですがランニングコストが増加します。特にユーザー数が多い企業では、費用負担が大きくなることも。コスト面を考慮し、予算とのバランスを検討する必要がありそうです。
他のサービスへ乗り換える
メリット
LINE WORKSよりも低コストで利用できるサービスや、より自社のニーズに合った機能・料金プランを持つサービスを選択できる可能性があります。
デメリット
新しいサービスへの乗り換えには、データ移行や従業員への教育など、一定の手間と時間がかかります。使い慣れるまでには時間を要する可能性もあり、一時的に業務効率が低下する可能性も考慮しなければなりません。
LINE WORKS or Microsoft 365(Teams)。最適なビジネスチャットを選ぶポイントは?

「LINE WORKS」以外にも、社内コミュニケーションを円滑にするためのツールは数多く存在します。ここでは、「LINE WORKS」と「Microsoft 365(Teams)」を比較しながら、最適なツール選びのポイントを紹介しましょう。
LINE WORKS:使いやすさ重視ならコレ!
LINE WORKSは普段使い慣れているLINEと同様の操作性なので、誰でも簡単に使い始めることができます。そのため、ITツールに不慣れな従業員が多い企業や、初めてビジネスチャットを導入する企業でも、スムーズに運用を開始できるでしょう。
LINE WORKSの特徴
- LINEライクな操作性
普段使い慣れているLINEと似たインターフェースで、誰でも直感的に操作できます。 - チーム運営に必要な機能がひとつに
グループノート、スケジュール管理、アンケート機能など、チーム運営に欠かせないツールをまとめて利用可能。 - LINEとの連携機能
顧客とのコミュニケーションツールとしてLINEを活用している企業におすすめです。LINE WORKSからLINEへメッセージを送信したり、顧客のLINEアカウントをLINE WORKSのアドレス帳に追加したりすることができます。
Microsoft 365(Teams):Office連携で業務効率化
「Microsoft 365(Teams)」は、Officeアプリとの連携が強みです。多くの企業で使い慣れた環境をそのまま活用できるでしょう。プランによってはユーザー数無制限で利用できるため、ユーザー数が多い企業にとってはコストを抑えられる場合もあります。ただし、プランによって利用できる機能が異なるため、自社に必要な機能を事前に確認しておく必要があります。
Microsoft 365(Teams)の特徴
- 多彩なコミュニケーション機能
チャット機能に加え、音声通話やビデオ会議機能も搭載。相手に伝えたい内容や状況に応じて、最適なコミュニケーション手段を選択できます。ビデオ会議では、画面共有やホワイトボード機能を活用することで、より円滑な情報共有を実現します。 - Microsoft 365ツールとのシームレスな連携
Microsoft 365の各種ツールと連携し、業務に必要な情報を一元管理できます。Outlookと連携すれば、予定表やメールタスクをTeams上で確認・管理することが可能に。Plannerとの連携により、チームのタスク管理や進捗共有もスムーズになります。 - 共同作業を促進するファイル共有
ExcelやPowerPointなどのOfficeアプリと連携し、Teams上でファイルの閲覧、編集、共有が可能です。メンバーと画面を共有しながら共同編集することもでき、チームワークと生産性向上に貢献します。
LINE WORKS仕様変更への対応はctcに相談を。企業のニーズに合わせた最適なコミュニケーションツールをご提案します!

今回は、「LINE WORKS」のフリープラン終了に伴う影響と対応策、そして最適なコミュニケーションツール選びのポイントを紹介しました。LINE WORKSの無料版を30人以上で利用している場合は、早急な対応が必要です。
ctcでは、お客様の環境やニーズに最適なコミュニケーションツールを選定し、導入から運用までをサポートするサービスを提供しています。LINE WORKSの仕様変更に悩んでいる、またはMicrosoft 365の導入を検討している場合は、ぜひお気軽にctcにご相談ください!