学校のICT教育を実現するctc版ネットワーク環境整備ガイド

GIGA スクール構想の進展に向けた 学校ネットワーク
改善必要性

GIGA スクール構想の進展の中で、自治体間の端末利用格差が問題視されており、その一因にネットワークの不具合があります。
このため、文部科学省は学校の規模に応じた「当面の推奨帯域」を設定しましたが、
令和 5 年 11 月の速報値では、これを満たす学校は約 2 割にとどまっています。

推奨帯域を満たす学校は約2割

また、文部科学省は「必要なネットワーク速度確保済み学校:
100%(R7)」という目標を掲げ、適切なネットワーク整備の重要性を強調しています。
また、GIGA スクール構想第 2 期においては、端末更新の補助要件として「ネットワーク整備計画」が策定される見込みです。

出典:GIGA スクール構想の実現 学校のネットワーク改善ガイドブック ( 令和 6 年 4 月 )(文部科学省)

学校ネットワークの 種類 接続方法

学校のネットワークは主に 2 種類あり、児童生徒や教職員が授業でソフトウェアや Web サイトを利用するための
「学習系ネットワーク」と教職員が校務支援システムを使うための「校務系ネットワーク」に分かれています。
これらのネットワークがインターネットに接続する方法には、
各学校から直接インターネットに接続する「直接接続」
集約拠点を介してインターネット接続する「集約接続」があります。

がオススメの自治体さま

  • 学校数が 9 校以下
  • セキュリティ対策を学校ごとに行いたい
  • 回線帯域幅を学校ごとでフルに活用したい

がオススメの自治体さま

  • 学校数が 10 校以上ある
  • セキュリティ対策を一元管理したい
  • 回線帯域幅を最適化し、コストパフォーマンスを重視したい

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